オリジナル小説

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キロ「お金をどうやって稼ぐか、それが問題だ。」
キロの空腹は我慢の限界に達していた。


使い魔「私もお腹が空きましたねぇ、食べなくても死にませんが・・・」



この高原地帯はカルデラ国とインバース国のちょうど境目だった。
このあたりは50年前にはお金持ちの別荘宅が立ち並ぶ保養地兼高級住宅街として栄えた。
カルデラの経済が疲弊している現在では、ほとんどのお屋敷にはだれも住んでおらず荒れ放題であった。



使い魔「悪魔退治で報酬をもらえばいいんですよ」



使い魔の説明
キロは13匹の悪魔を倒したが
悪魔は、魔力に侵された物質や生物が、なる状態のことで
13匹以外にもたくさんの悪魔がいるとのこと
100年前魔女モールスが封印した13匹の悪魔は、特に表立って、悪さをしていた力の強い悪魔であった。
封印を解かれたのちも100年のうちに蓄えられた魔力を発散するために大暴れしていたらしい。
普通の悪魔は、ひっそりと誰にも知られることなく存在しているらしい。



キロ(というか白い剣をまた使ったら今度こそ俺の体がヤバいのでは?)