はたく そういえば・・・

居合い切りジーパンの話




そういえば・・・




孝一「ユズハ師匠がいなくなってすぐに・・・刀を持ったジーパン侍が訪ねてきたんだけど・・・」
※話



ユズハ「・・・?」



・・・



「おそらくゼン君のことね」


・・・知り合いだったのか


「私の高校時代の後輩よ・・・学校に刀持ってきては私に戦いを挑んでくる変人だったわねぇ・・・まぁ私の全勝だったけど・・・」


・・・


「はん、あの鼻たれ小僧が今更何をしてこようが返り討ちだわ」



ぎらりと光るユズハ師匠の目には『つわもの感』が漂っていた・・・

孝一「・・・」
熊「・・・」
大海「?」




孝一は隣で正座している熊のこっそりと話しかける・・・
孝一(なんか・・・ユズハ師匠キャラが刺々しくなってないですか?)


熊(いや、孝一・・・そりゃあ『思い出補正』という奴だぜ?・・・元からあんなだったぞ)


聞こえたのか聞こえていないのか
ギラリと笑顔で睨みつけるユズハ師匠・・・



なんでもありません・・・





$$$






お茶と異世界饅頭をつまみながら一息つくユズハ師匠・・・




高校か・・・そういえば・・・

ゼン君の他にもう一人いたわね・・・


ロシア人の銀髪の訳の分からん奴が・・・
自分のこと『催眠術師』って名乗ってたっけ・・・ねぇ