オリジナル小説
冬真と夏色の3つの事件
夏色「椿くん、一緒に帰ろ」
夏色「そうだ、椿くん、今日家に行ってもいい?小テストの勉強一緒にやろ、さあ、行こう」
真冬「・・・あの俺の意向は・・・」
母「ああ、真冬にこんな可愛い彼女ができるなんてねぇ、一生独身だと思ってたのに」
夏色「そんな可愛いだなんて、お母さん」
真冬「実の息子に対してひどくない?」
妹「兄は嫌いだけど、夏色お姉ちゃんは大好き」
夏色「よしよし、千優ちゃんは可愛いねぇ」
真冬「実の兄に対してひどくない?」
椿真冬は、男子高校生であった。
クラスでは空気のような存在で目立たない。
そんな彼には、向日葵夏色という彼女ができるのだが
そのきっかけとなったのは、以下のような事件であった。
いや、事件というのも憚られるようなささいな出来事だったのだけど