黒峰 『白馬風利』


『白馬風利』



『白馬風利』は背の高い爽やかイケメンだった・・・
同じ学年で同じテニス部で全国大会に出場するほどに強い



『舞浜汐音』とは同じ中学でいつも仲が良さそうに話す。


その会話が耳に入るたび・・・
心がざわつく・・・
もやもやする・・・



「ふたりって付き合ってるの?」
「そんなことないよ〜」



心臓が波打つ・・・
ああ、良かった肯定されてしまったらどうなっていたか



部活帰り、
一緒に帰る、白馬と舞浜・・・



今日は寄り道して帰るか・・・



黒峰が道をそれる。