隔夜夢 ターゲット層とマーケティング


隔夜夢 ターゲット層とマーケティング





toC製品によく言われるビジネス用語
『その商品のターゲット層はどれですか?』





なぜ自分の小説には星やハートが少ないのかを考えた場合、
文章が稚拙であるという部分をのぞいては
自分の小説とターゲット層があっていないということが考えられる。

文章が稚拙であるという部分をのぞいては(2回目)



自分調べの異世界ファンタジーの読者層は以下の通りである。

那楼:最初にちょっと絶望からの圧倒的俺TUEEEが人気、
   (楽できるとかスローライフなどという単語)
   15歳〜30歳男女
隔夜夢:ちょっと苦戦しつつも積み上げていく俺TUEEEが人気(ちょっと大人)
   20歳〜35歳男女

という所だろうか。


いづれにしろ


気持ちよくなれる小説であるらしい。
(そう書くと危ない薬物みたいだが)

隔夜夢 いまだ見えぬ上層への階段

いまだ見えぬ上層への階段




よく武術の達人なんかが言うセリフ
『強くなるほどに 奴との差が どれだけ途方もないか 身をもってわかる』




素人ほどプロとの差が見えていないと言い換えてもいい。
星3ケタも達成したことがない男は今日も隔夜夢の上層部を見上げる。


天気のいい日でさえ、
そこは雲に覆われて、姿さえ見えない。


無論、上層部をうろうろすることも出来るが、それは『お客』としてである。


『創作者』として その場所に踏み入ることは出来ない。
まさに天上世界と呼ぶにふさわしい場所だ。

「3ケタとか余裕じゃないッスかねw」
なんていう輩が居たら殴り飛ばしたいッ



ちょっとした努力が足りないのかもしれない。
そういうちょっとした気遣いが足りないのかもしれない。
ちょっとしたコツに気づけず、馬鹿みたいな反復を繰り返しているのかもしれない。




今日も虚ろな目で上層部を見上げる。
眼のハイライトは消えている。




シヴァ(ああ・・・ご主人・・・今日もいい眼ですわ・・・)




シヴァが にやけ ながらこっちを見ているが気にしない。