はたく 言い訳
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孝一は自販機でジュースを買って大海に渡す。
ベンチに座ってしばらくして大海は落ち着いてきた。
孝一「捕まったことに責任を感じる?・・・そんな必要全くないだろ・・・むしろあの状況に放り込まれて・・・対処する方が異常だって・・・」
大海(つまり・・・孝一君は異常・・・でも言わないでおこう・・・)
孝一「こっちこそ・・・その・・・抱き付いてごめん」
孝一「・・・」
大海「?」
大海「ううん、全然気にしてないよ・・・むしろ『ありがとう』とか『ご馳走様』とかそういう感じだし・・・」
孝一(ありがとう?ごちそうさま?)
そんな感じで、ふたりの溝はその日の内にに埋まった。