神殿にて目覚め
あれ・・・記憶がない・・・
パチパチと燃える・・・松明?・・・いや家だった・・・
たくさんの家が燃える・・・
たくさんの人が倒れている・・・
意識が薄れていく・・・
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目を覚ます・・・
地面がひんやりと冷たかった。
石のタイルの上に寝ていたようだった。
天井からぼんやりと日の光が差し込む・・・
広い空間・・・
ここは・・・どこだ?
手を見る・・・自分の手だ・・・なんだか血色が悪いように感じた・・・
『血色が悪いと感じる?』・・・以前は良かったということか・・
以前・・・以前・・・
俺は誰だったっけ・・・あれ・・・あれ・・・思い出せない・・・
「目覚めたか・・・」
「!」
誰かが自分に話しかける。
声の方には人面が彫られた壁しかない・・・
誰だ?・・・誰もいないぞ・・・
「こっちだ・・・」
石壁の人面が喋っていた・・・
「うわあ」
驚いている?・・・これが常識的でないということなのか?・・・
「初めまして・・・名前などに意味はないが、私は『マドウ』と呼ばれている」
声に合わせて石の口が動く・・・
「初めまして・・・俺は・・・」
・・・俺は誰だっけ?
「記憶が混乱しているのか・・・まあいい・・・お前に頼みたいことはひとつだ・・・」
七つの宝石を集めよ・・・
「・・・」
七つの宝石を集めるのだ・・・よいな・・・
そう話したが最後、石の人面は動かなくなった・・・
七つの宝石・・・
(え・・・それって・・・ドラゴンボ・・・う・・・頭が痛い)
彼の記憶は混乱して何も思い出せないようだった・・・
マドウさん
石像喋る・・・おお・・・
七つの宝石を集めよ・・・
え・・・それって・・・ドラゴンボ・・・う・・・頭が痛い
ここは
ゴブロウおじさん
シスターストレ
大きな黒猫ノルエール
やあ、3人目
もちろん邪神様の復活に決まっているでしょう、あなた馬鹿なの、あなた馬鹿なの???
あああ