オリジナル小説

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いかにもかっこをつけた衣装に身を包んで、
子供たちの前でポーズをとる若者が一人
ロック「俺は悪魔祓いのロック!!親しみを込めてロックさんって呼んでくれ!!」



母親「ロック!!バカなことをやってないでとっとと定職に就きな!!」
ロック「はぁ?だから、悪魔祓いだって!!」



・・・・・・



キロ「はぁ、」


この町の職業安定所でも仕事がもらえずキロはため息をついた。
キロは住所もないよそ者である。
キロの顔は青白くゾンビのようで健康にはとても見えない。
よって、キロは雇ってもらえなかった。



ある張り紙の前に人だかりができていた。
『悪魔退治の依頼』
黒いドロドロした泥に包まれた人型の物体を退治されたし




なんでもその悪魔と呼ばれる正体不明の物は、
病気や落ち込んでいる人の前に現れて、その症状をさらに悪化させて消えいていくそうだ。
軽度の風で寝ていた子供を意識不明にしたり
落ち込んでいた若者をご飯が食べれなくなるほどの精神病にしてしまうそうだ。
町の自警団が血眼のなって探しているが見つからず、
町の決定で懸賞金を出すことになったそうだ。


キロ「・・・・」
使い魔「・・・・・」



ロック「そこの仕事のない若者よ!!俺と一緒に悪魔祓いのコンビを組まないか?」
怪しげなマントに身を包んだ若者がキロに声をかけてきた。