オリジナル小説

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ストレア「感情にがんじがらめにされてお可哀想に・・・あなたの感情も食べてあげましょうか?」
ストレアの体から黒い影が染みだしてきた。
大きな口を開けて、今か今かと餌を待っている。



キロ「・・・遠慮しておきます」
キロが感じたのは恐怖の感情



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キロは広場に寝転んでぼーっとしていた。
キロ「別に悪い悪魔じゃないなら放っておいてもいいよね」
使い魔「それは、あなたが決めなければならないことでしょう」
キロ「はは、俺が善悪を決めるなんておこがましいことじゃないか」
使い魔「悪魔が『自分は悪いことしています』なんて言うわけがないじゃないですよ」
キロ「・・・・」



現実問題・・・

シルさんの友人は夫を亡くして日常生活も送れないほど落ち込んだ。
でもあのシスターさんに感情を食べられて夫のことなど歯牙にもかけなくなった。
「死んでしまったのでは、仕方ありませんもの」
と言い放ったらしい。



それは悪いことか?



俺は死への悲しみのために他人の命を使ってまで生き返らせようとしたシスターを知っている・・




・・・・