はたく
大海さん落ち込んだ時にいい振動を
孝一が壁を殴っているときたまに大海さんが訪ねてくるようになった。
今日はすごく嫌なことがあったから来た・・・などと言って来ることが多い。
孝一「俺は・・・メンタルカウンセリングの先生じゃないんだが・・・」
大海「・・・・そんなことないよ・・・壁が振動するとき、こう衝撃が伝わって・・・お腹の部分があったかくなるし・・・」
大海「あと・・・肩こりにもいい」
孝一(マッサージチェアかけてるおばあちゃんか・・・)
孝一(肩こりね・・・胸が・・・大きいから?)
孝一はちらりと大海の胸に目を落とした。
大海「・・・・どうしたの?・・・水上君」
孝一「・・・いや・・・なんでもない。」
孝一はしどろもどろになった。