ミラ「おはよう、ケーリー」
・・・
・・・・
ふと・・・見上げたミラの姿にケーリーは息を飲んだ。
一瞬、ミラがすごくキレイな淑女に見えたからだ。
・・・いつも通りか
女性は恋をするとキレイになるというが・・・
そんなよくわからない理論信じるわけもないけれど・・・
それでも・・・その日のミラは変わって見えた・・・
同僚「最近、ミラちゃんすっごく可愛くなったよな」
ウツロ「・・・」
ウツロ「そうか?」
全然わからないが・・・
家族が徐々に太っていっても徐々に変化するから気づかず、
久しぶりに会う人に言われて初めて気づくという奴なのでは・・・
同僚「お前・・・一回ミラちゃんに殴られろ」
同僚「この間の休みを挟んだ後ぐらいからな気がする・・・お前、ミラちゃんに何をした?」
休み?・・・ああ、『れでぃーす』とかいう暴走族に絡まれた後か・・・
何か特別な事もなかった気がするんだけれど・・・
ミラ「・・・あの時は・・・私の一番『敏感な部分』を・・・ウツロ先輩にぎゅってされてしまって・・・」
赤面するミラ
え、何言ってんの・・・
そんなことなかったろ・・・そんなことなかったよな
同僚「・・・」
ケーリー「・・・」