はたく 【未来タイムスリップ編】大海さんもタイムスリップ


【未来タイムスリップ編】大海さんもタイムスリップ





朝起きると・・・周りは瓦礫だらけだった・・・





大海はあり得ない光景にびっくりした。
なんだここは・・・



ふと、
小さな少女がこちらの様子をうかがっていることに気づく。
とてとてとこちらへやってきて足に抱き付くその子・・・



大海「・・・」



なんだ・・・この子・・・可愛い
目元が孝一君そっくりだし、ふんわり丸くて可愛い・・・
ああ・・・もう・・・とにかく可愛い・・・抱きしめたい・・・



「・・・苦しいよ・・・お母さん」



強く抱きしめ過ぎたみたいだった。
ごめんね・・・よしよし、今度は頭を撫でさせてね・・・



ん?・・・お母さん?




ばばばばば・・・どういうこと?・・・
私は まだ 孝一君と そんなこと はしていないし・・・
どういうことだろう・・・落ち着け私・・・駄目だ頭がパンクしそう・・・




「・・・どこへ行ったの?・・・潮理・・・」



現れたのは大人っぽいの綺麗な女性・・・
「あばばば・・・今度はお母さんが二人いる・・・」


目を丸くする少女




大海「・・・」




このひと・・・私にそっくりじゃないか?・・・
そんなまさか・・・ドッペルなんとか・・・ということか・・・
「あの・・・あなたの名前は」




「・・・あー・・・そういうことか・・・」
その女性は何か納得したようにうなずく。




「私の・・・名前は・・・『水上灯り』・・・かな」




にこりと笑うその綺麗な女性・・・



大海(え・・・ということは・・・)





$$$






一緒に下校する大海と孝一・・・

大海(今朝見た夢の話を・・・孝一君にしたいな・・・)




大海「・・・」
孝一「・・・」




く・・・やっぱり・・・やめとこう




孝一「どうした大海?」
赤面する大海だった・・・












でも悪くない夢だったような気がする・・・















おかあさん





瓦礫の山・・・私にそっくりな女の子
すごく私に懐いてる・・・可愛い・・・可愛い・・・愛らしい・・・


お母さん?

いやいやいや・・・私は・・・まだ・・・孝一君とそんなことはしていないんだけれど・・・

どういうことだ・・・どういうことだ・・・






私の名前は・・・『水上灯り』よ・・・



ん・・・ということは・・・

ああ、夢か・・・